〝 デイサービス 〟
このデイサービスという単語自体は、これまでにも耳にしたことくらいはありましたが、てっきり、お年寄りの方々周辺の世界だけで流通しているワードで、自分には関係ないものだとばかり思っていました。
この病気(als)と付き合うことになるまでは、まさか、自分がサービスを受ける側の当事者になるとは考えたこともなかったことから、どのような制度なのかまったく知りませんでした。
そこで、自身の理解を促し知識を少しでも定着させるためにも、デイサービスについて、この場で簡単にご説明させていただこう思います。
まず、デイサービスとは、日頃、在宅で介護を受けている高齢者や僕のような障害者が、日帰りで専門の施設に通って各種のサービスを受けることを言います。
その目的は各利用者によって様々でしょうが、一般的には、介護者であるご家族の介護疲れの緩和や、被介護者(利用者本人)の引きこもり防止、そして、運動不足やストレスの解消などが挙げられるかと思います。
利用者については、主として、要介護認定を受けた65歳以上の高齢者がほとんどですが、僕のように65歳未満だったとしても、40歳以上で、国(厚生労働省)が指定する特定疾患(難病)の対象者で同じく要介護認定を受けた者であれば、どなたでも利用することができます。
利用料金については、介護保険サービスの一環なので、7段階に分類された要介護度(要支援1〜要介護5)や利用するサービスの内容などによって異なりますが、介護保険の制度上、月単位で設定された上限額の範囲内であれば、自己負担分は総じて高額なものではありません。
利用できるサービスの内容については、施設や事業所ごとによって色々あるようですが、基本的なところで言うと、介助を受けながらの入浴や食事を中心に、簡単な体操をはじめとする各種のレクリエーションが挙げられます。
デイサービスに関して、現時点における僕的な認識をお示しすると、以上のような感じです。
【 先週 】平成31年3月21日(祝・木)
10:20
【 注意 : 皆さま、何度も申し上げて恐縮ですが、拡大して見るのは絶対にやめて下さい。】
ほんまにヤバイですから、、、
このお方は、こちらの施設で責任者を務めているOさんです。本日、初めてお会いしました。
今朝は、僕の自宅アパートまで、Oさんが直々にお迎えに来てくれはりました。
アパートからこちらの施設までは、クルマで10分ほどの距離ですが、僕の身体機能の状態を把握してくださってたようで、事前に道路の舗装状態まで確認してくれていたようです。
路面の舗装状態がガチャガチャだと、たとえ10分程度で到着するとは言え、首がグダグダの僕にとっては、なかなか過酷な時間ですからね。
可能な限りで、より振動の少ないであろうルートを選択してくれていました。感謝感謝です。
この想像力というか視野の広い気遣いを、うちのカミさんにも見習って欲しいものです。
これまで、カミさんのブレーキング技術のおかげで、僕の首が何度悲鳴を上げたことか。
入浴に関して、これまでは自宅でカミさんに介助してもらっていましたが、身体機能の低下に伴い、転倒など、いつ事故に繋がってもおかしくないような状況でした。
さすがに、カミさんひとりで入浴を介助することはもう無理だろうなという判断に至り、今日は入浴サービスのみ体験させていただこうと思い訪問しました。
こちらのお方は、レクリエーションの進行補佐を務めているペッパーくん。
責任者のOさんによると、人間の職員が単独で進行するときよりも、ペッパーくんが一緒にいるときのほうが、利用者さんの食いつきが圧倒的に良いそうです。
リアルなペッパーくんに会うのは初めてだったので、彼の働きぶりをこちらに ↓ 収録しておきました。
想像していたよりも関節の動きが滑らかだったので、少し感動しました。
特に、指先の動きが繊細でした。
ひと仕事終えたペッパーくんと、暫し談笑。
今日は、ありがとう。
ほな、ペッパーくん、来週また来るわ。
ばいばーい。
車椅子のまんま乗車できるので、楽ちんです。
【 ↓ デイサービスこうなんHPホームページ 】
http://www.sthill-hp.or.jp/k_st/home_dayservice/dayservice/