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日本ALS協会山口県支部長のブログ。~ als20170208’s diary ~ 近況と日々の記録。

1.身体機能の状態について。~ 僕のトリセツ ~

 

1.身体機能の状態について(2020.01.23作成)

 

(1)はじめに

全体的に筋肉が瘦せてますが、なかでも顕著なのが、首筋から胸部、そして、両肩から両腕にかけての瘦せです。普段、自分では見れないので、一番下に貼り付けた写真を改めて見てみると、背中も結構瘦せてますね。

あっ、背骨のところが赤くなってるのは、痒いので、頻繫にカミさんにかいてもらってたら、あんな感じになりました。

 

(2)頭部

  ① お口まわり

上唇(うわくちびる)から鼻の穴の下辺りまで、力が入りにくいため、口をしっかりと閉じることが難しいです。

食事の際は、固形物を継続してかみ砕くための持久力が劣っているのと、呼吸機能が低下していて息が上がりやすいため、頻繫に休憩を挟むので、結構、時間が掛かります。

飲み込みに関して(嚥下)は、まだ、なんとか大丈夫です。

また、舌の左側付け根付近が動かしにくい時があるので、できれば、服薬や食事を介助していただく際は、薬などを舌の右側に置いてください。

 

  ② 首まわり

転倒した場合は、とっさに受け身の体勢が取れないため、首の骨が折れるなどして致命的な事態になる可能性が高いです。そして、その首を保護するための頸椎(けいつい)カラーについては、首まわりの筋肉が瘦せてしまったせいで、長らくサイズの合ってない状態で凌(しの)いできましたが、もう大丈夫です!

うちのカミさんによると、今週中には、ようやく手元に届くそうです。

 

(3)上肢

肩から手の指先まで、ほぼ動かないため、日常生活上で有効な動作はまったくとれません。また、腕の重みを支えるための筋力がないことから、両肩が亜脱臼している状態です。したがって、不用意に激しく腕を引っ張られると脱臼してしまう恐れがあります。

 

(4)体幹

今のところ、お腹のみぞおち付近から下側は、まだ、力が入ります。

 

(5)下肢

ちょうど過渡期で、この半年くらいの間で随分と筋肉が瘦せてきました。とは言え、両手首を持ってもらったり両脇を支えていただくと、まだ、なんとか立ち上がることができます。

 

(6)身長・体重など

身長:175cm
体重:67.8kg(2020.01.09測定@山口大学病院)

 

(7)その他

関節というのか?それとも腱(けん)というのかな?⇦ の何箇所かが拘縮気味(こうしゅくぎみ)です。特に、上肢については両手指と両肘が、下肢については股関節と両足首がカタい固い。

 

 

⇩⇩⇩ この写真は、昨年12月のもの。背骨~あばら骨が浮き出てますが、これでも、まだ、70kgはあったと思います。

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【 2019.12.03 撮影 】