2020/04/24
終日病院
耳鼻咽喉科の先生、脳神経内科の先生方とご相談して、一時退院はせずに、早急に手術をすることにしました。
ということで、しばらく病院外に出ることはないため、緊急事態宣言があってから続けていたその日のスケジュールについては今後省略します。
10時から、病室で耳鼻咽喉科の先生から手術について説明を受けました。
このタイミングでは、連休明けの手術予定でしたが…。
午後に病院から連絡があり、連休中に呼吸困難になったときの対応の懸念と、新型コロナウィルスの流行という諸般の事情を踏まえ、早急に手術をしたほうがよいだろうとのことで、急遽、脳神経内科の先生方とご相談することになりました。
17時から病室で主治医のT先生方からお話を伺いました。
まず、私が勘違いしていたこととして、呼吸機能が限界だと思っていた点についてはそこまでの状態ではないということでした。
もちろん問題ないということはないのですが、呼吸機能が限界で今すぐに気管切開をしなければいけない状態ではありません。
ただ、嚥下機能の低下が著しく、嚥下性肺炎が認められるため、誤嚥防止術を急ぐ必要があるとの判断でした。
連休中に痰が気管支に詰まるなど呼吸困難になるリスクに加え、市内の新型コロナウィルスの感染者数は今のところ増えていませんが、まだまだ油断できる状態ではありません。
先生がわかりやすく、でもはっきりと状況をお話してくださったからでしょう。
夫も一時帰宅もあっさり諦めて、できるだけ早く手術することにしました。
数時間でも自宅に帰りたいと言っていたので、私も訪問看護師さんに立ち会ってもらえるようお願いして援護射撃する準備はしていましたが、いくら近いとはいっても車で移動して自宅へ戻っても呼吸が安定してゆっくり過ごせるかはかなり不安でしたので、正直ほっとしました。
面会も制限がある中、病状など考慮いただき、終日付き添える許可を頂けているので、どうしてもの仕事以外の時間は病室で一緒に過ごせています。
呼吸が苦しいまま手術を先延ばしにしても何もよいことはありません。
なので、今回の入院で、納得した上でスムーズに早急に手術が受けられることには、ただただ本当に感謝の気持ちしかありません。
でも、覚悟していたことですが、やはり現実になると受け止めるのは私でさえ辛いものでした。
本人の気持ちを思うと言葉がありませんが、まずは手術を乗り越えて、自宅での介護体制を整えることに気持ちを向けて、この決断をよかったね、と振り返る日のために、私のできることをしていきたいと思います。