LIVE UP 2020

~ als20170208’s diary ~ 近況と日々の記録。

ALSお役立ち動画。Vol.3

今回は、LICトレーナーを使った呼吸リハビリに関する動画を中心に紹介させて頂きます。

ボクはすでに人工呼吸器をつけて延命していますが、ALS患者にとって呼吸機能を維持することは生死に直結する問題なので、延命治療を受けるヒト、受けないヒト双方にとって、とても重要だと思います。

そんな中、ボクの経験として、呼吸機能を維持するために有用だなと思ったのが肺のストレッチです。とにかく、肺の柔軟性・拡張性を如何にして維持していくかが課題です。

ALSによる呼吸不全は、肺そのものに問題があるわけではなく、胸郭などその周辺の筋肉が萎縮することにより起こります。したがって、筋肉の萎縮は避けられませんが、たとえ周辺の筋肉が落ちてきたとしても肺の柔軟性・拡張性を維持しておけば、バイパップ(マスク型の人工呼吸器)がより有効に機能し、そのトキまでの時間をより確保することができるのではないかと実感しました。

そこで、登場するのがLICトレーナーです。

もちろん、バイパップやカフアシスト(痰の排出を補助してくれる装置)にも、肺をストレッチさせる効果は期待できますが、そのためだけに特化して開発されたLICトレーナーを使ったほうが、より効果的で確実なリハビリを行うことができると思います。

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以下の2つの動画は、昨年の12月、ボクがLICトレーナーを用いた呼吸リハビリを受けている時の様子です。

 

 

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こちらは、昨年の12月、LICトレーナーの開発に携わった呼吸リハビリの第一人者である寄本先生が、東京へ戻られる前にボクの自宅に寄ってくれた時の写真です。原田さんともう一人の女性は、ALS患者のあいだでは有名な看護師の花井さん。


 以下の3つは、YouTubeで見つけた、肺や胸郭のストレッチに関連する動画です。

理学療法士の寄本先生が呼吸ケアについて解説しています。

※サンプル動画なので、これだけでは良くわかりませんが一応貼っておきます。

後半部分のLICトレーナーを使って豚の肺を広げていく様子を見ると、このストレッチが肺の柔軟性・拡張性を維持するのに有効であることがよく分かるかと思います。

 

最後に、

◎一般的な胸郭ストレッチに関する解説。

肢体不自由のALS患者がこの動画と同じことをするのは難しいかもしれませんが、基本を理解し、身体機能の状態に応じてアレンジした上でリハビリに取り入れれば、非常に有効だと思います。ALS患者の呼吸不全は、肺そのものに問題があるわけではなく、胸郭など肺の周辺の筋肉が萎縮することによって起こるわけですから。