日本時間1月10日(日)~11日(月)二日間に渡って行われるワイルドカードプレイオフ。今シーズンよりプレイオフに関するレギュレーションが変更されたため、これまでよりも一枠ずつ増え、各カンファレンスのシード順位が2位から7位までの合計12チームで行われます。
各カンファレンスのシード順位は⇩こちら。
ポストシーズンに進む14チームが決定【プレーオフ戦線】 | NFL JAPAN.COM
それでは、さっそく昨日1/10に行われたワイルドカードプレイオフ一日目、3ゲームに関するボクの戦評とハイライト映像を。
1.インディアナポリス・コルツ vs バッファロー・ビルズ
新旧のQB対決。コルツの#17フィリップス・リバース対ビルズの#17ジョシュ・アレン。
互いにミスが少なく、プレイオフにふさわしい、終了まで結果がわからない引き締まったゲームとなりました。
今シーズン好調のビルズオフェンスが、この日も安定して得点を重ねていきましたね。
このゲームに限ったことではありませんが、今シーズン、ビルズオフェンスが継続的に好調な要因は、ミネソタから移籍してきた#14WRディグスの存在が大きいような気がします。その証拠に、彼が抜けたミネソタは、シーズンの終盤になるまでオフェンスがほとんど機能していませんでしたからね。
それにしても、ビルズのQBジョシュ・アレンは肩が強いですね。
2.ロサンゼルス・ラムズ vs シアトル・シーホークス
お互い手の内が知れたNFC西の同地区対決。両チームともにディフェンスの活躍が目立ったゲームでした。
なかでも、ゲーム開始序盤から、ラムズディフェンスの中核#99DTドナルドや#54LBフロイドらをはじめとする、フロントライン4人によるプレッシャーは凄まじかった。
これを象徴するかのようなプレーが第2Qに、、、
シーホークスオフェンスは、強力なラムズディフェンスのプレッシャーを回避しようと、#3QBウィルソンから#14WRメトカーフへ、オープンサイドへのクイックスクリーンを投じるが、これを待ってましたとばかりに読み切っていたCB#31ウイリアムスが、このパスを見事にビンゴし、そのままインターセプトリターンTD。
決して、シーホークスオフェンスのプレー選択が悪かったとは思えないが、このゲームを通じて、それだけラムズディフェンスが圧倒していた証ではないかと思えるプレーでした。
3.タンパベイ・バッカニアーズ vs ワシントン・フットボール・チーム
自力で勝るバッカニアーズが、終始リードを維持する余裕のゲーム展開。
7勝9敗と、レギュラーシーズンを負け越したにも関わらず、NFC東の地区優勝を果たしたワシントン。こんな、へなちょこディビジョンを代表するチームが勝ち進めるほどプレイオフは甘くはないと言うことでしょうか。
ちなみに、ボクはシーズンの中盤あたりから、このバッカニアーズがカンファレンスを代表して、地元開催のスーパーボウルへ進出するのではないかと注視しています。
確かに、ベテラン勢の寄せ集めで、未だにちぐはぐなところは見受けられますが、オフェンスを牽引する#12QBブレイディの勝負強さは、誰もが別格に認めるところですからね。
あー、間に合ったぁー。
ただいま、日本時間1月11日のAM2:30。
今日のところは、これからあと30分ほどで、ワイルドカードプレイオフ二日目、レイブンズ対タイタンズのゲームが始まるため、この辺で失礼します。