たしか、昨年末くらいに、ボクがこのブログでボソッと呟いたのが始まりやったと思うねんけど。
それを見たのか、どこからか情報が伝わったのか、甲南関係者がざわつき始めて、、、
ボクの母校の甲南大へ、理科大の学生たちとコーチを武者修行に送り込もうという企みについて。
近年のボクの悩み事、、、
三年ほど前から、山口東京理科大学アメフト部に関わらせて頂いてるわけやけど、この話を引き受ける際にまず頭をよぎったのが、いわゆる、障害者のパフォーマンス的なものになることだけは絶対にやってはいけないと強く思ったんです。
それは、これまでお世話になったフットボールという競技に対して失礼だし、何よりも、日々、一生懸命な学生たちを利用して侮辱するのと同じことになりますからね。
山口東京理科大アメフト部の関係者を通じて初めてこのお話を耳にしたのは、救急搬送された大学病院で、延命治療として気管切開手術を受けるための入院中のことでした。
そして、お返事する前にまず行ったのが、術後の回復期に、山口東京理科大が所属する中四国学生リーグのライバル校の試合映像を確認することでした。
これまた失礼な話なんですけど、見て即座に思いました。
あっ、このレベルなら、多少ハンディキャップのあるボクでも、選手の頭数さえ揃えてくれれば、十分にリーグ内で圧倒できるなと。
それで、お引き受けさせて頂くことにしました。
だがしかし、ところがというか、やっぱりというか、、、
例年、競技に集中するどころか、部員数を確保するのに苦心しているのが現状。
こればかりは、ボクにはどうすることもできませんからね。
ボクらが学生の頃は、関西圏の大学スポーツと言えば、アメフトがダントツ人気でしたけど、あれから30年近く経ち、地方ということもあり、状況はまったく異なります。
昔は、甲南のような規模の小さな大学でも、選手だけで、毎年120名以上いたし、これにマネージャーやトレーナーなどの学生スタッフとチアメンバーを加えれば、200名近い組織体でしたからね。
そう言えば、テレビ中継で、プロ野球の阪神 v s ヤクルト戦が、その裏で行われてた、関学大 vs 京都大の試合中継に、視聴率でボロ負けしたなんていう記事が、翌日のスポーツ紙の一面を賑わせてたような時代でしたからね。
話がそれ始めたので、戻すと、、、
要は、最近の悩み事が、山口東京理科大アメフト部との関わり方だったんですよ。
で、今のボクにできることはなんだろうかと。
あっ、そうだ、もうこの際、母校を頼ろうと。
部員を増やすことはボクの務めではないけど、少なくとも、今いる選手たちには最良と思える環境を提供しようと。
レベルは全然違うだろうし、技術的な面では消化不良に終わるかもしれないけど、それでも何かを感じ取ってもらえればなと。
練習中の雰囲気とか、規律とか、恐らくそこには初めて目にする光景が広がってると思うからね。
というわけで、6/22(土)、23(日)の二日間、山口からコーチと選手数名を引き連れて、神戸へ武者修行に伺います!
甲南大学関係者の皆さまをはじめ、レッドギャングの皆さま、このたびは、大変なシーズン中に負担ばかりで何一つとしてメリットのない無理なお願いにも関わらず、快くお引き受けくださり感謝します!
あっ、宿泊先も大学施設を使ってよいとのことで、、、
何から何まで、、、
ありがたや~
甲南大学アメリカンフットボール部REDGANG – 公式 (konanfb.com)
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