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福島雅弘のブログ。~ALSでもアクティブに~ Since 2017.02.08

4years.#5

 

命の恩人

 はじめてお便りします。何度もポストの前まで行ったのですが勇気がなくて…。私はフットボールをしている人達に申し上げたいことがあります。「命の恩人」であることを。生きる勇気を与えてくれたこと、伝えたかったのです。弟がフットボールを始めてから、よく試合を観に行くようになり、色々なドラマを見させていただきました。優勝できるのはたった一校だけなんですよね…。そのために、涙を飲む一人一人の選手の表情が焼き付いています。想像できない位「しんどい」練習をしてきたのに、どうして?すごく苦しんだのにどうして?と言う気持ちで一杯なのです。弟の姿を見ているので、犠牲の大きさは理解しているつもりです。だからこそ彼等の屈辱と悔しさは、人一倍分かっていたはずでした。なんでこの人達は全員報われへんの?

 私はある下らないことがきっかけで自閉症になり、自殺まで考えていました。生き地獄みたいな日々を過ごし、毎日が恐怖と悲しみだけで「死にたい」とばかり一年半も願っていました。けれど人目をはばからず、ゴッツイ男の子がボロボロとフィールドで泣いているのを見ると堪えられなくなってしまいました。化粧も涙でぐちゃぐちゃになってしまって、帰宅するのに難儀しました。どんな心境であろうかと思うと「死のう」なんて望んでいた自分が恥ずかしくなって、何て馬鹿げたことだろうと思い知ったことです。

 昨年度、秋のリーグ戦を通じて「こんなこと、乗り越えてやるんだ」と肝に命じるようになりました。だってあの京大対立命館の試合もそうですよね。あと2ヤードやのに。関学ファンの私もこんなことを思っていました。パンサーズのえんじ色の中に紛れて青いメガホンが一緒に揺れているのが印象深かった。フットボールってこんなに凄いものなのかと、選手の一員である人も「震えた」というほどでした。震災のダメージも小さくなかった甲南大もなんと強かったことでしょうか。

 目を真っ赤にしていた東野君や、山田晋三さんの唇を嚙み締める表情も、なんと綺麗で美しいのでしょう。決して忘れません。勝敗なんて関係なしです。みんなヒーローでスーパースターです。今年も一生懸命にプレーして欲しいです。私も同じ大学生なのに、貴方達をとても尊敬しています。愛しくて止まらない人達です。フットボールが私のオアシスです。自信を持って誇りを持って試合に臨んで下さいね。今年もまた期待しています。どんなに辛いことがあっても平気。強くなりました。

 怪我をしないように、健康にも気をつけて、そして家族や友人の支えがあることを忘れることなく…。

西尾のFBより拝借しました。

 

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アメフト - 甲南大アメフト部OB福島雅弘さん(下)仲間との「終活」、みんながくれた生きる勇気 | 4years. #学生スポーツ (asahi.com)

 

 

Mariah Carey - Love Takes Time