LIVE UP 2024

日本ALS協会山口県支部長のブログ。~ als20170208’s diary ~ 近況と日々の記録。

回想(昨年の、7月下旬〜①)。

2016年7月21日
山口大学医学部附属病院の整形外科で電気生理学が、ご専門の先生を訪ねる。

さっそく先生の研究室のような所に案内された。PC機器から、いろんなコードが検査用のベッドまで伸びており、先生がセッティングしている。



少々、雑談した。
カルテをみて僕が、学生時代にアメフトをしてたことについて興味をもたれたみたい。
その先生の従兄弟が、大学生の頃、同じくアメフトをされていたそう。
先生が学生の頃、東京大学のアメフトが強かった年があり、少し話題になったこともあったりして印象に残っているとのことでした。
とすると、先生は僕より数年お若いということか。


準備が整い、筋電図(神経伝導)検査開始。

上肢、下肢ともに、左右検査したと思う。

検査終了、後。

先生から、福島さん上肢に関しては、右側もおかしいですね。僕の方で、できる検査は、コレで終わりです。
院内紹介しますので、神経内科を受診して下さいと言われた。


神経内科⁉︎ エッ、そっち系?


数日前のカミさんとの会話では、大学病院で2度も整形外科に行くことから、エーエルエスとかじゃなくて良かったね、て言われてたの。その時は、僕、その病名すらも知らなかったのですが。




2016年7月22日
山口大学医学部附属病院、神経内科の初診を受診。担当医は、この後、検査入院するまでお世話になるK先生。

結構、長い時間診てもらった。一時間近く掛かった。

問診をはじめ諸々の診察をした後、先生の指示により、30分くらい僕はパンツ一丁状態に。

そして、その僕の裸をK先生は、真剣な眼差しで見つめておられた。


で、その後。


K先生「福島さん、入院して下さい。福島さんの病気については、この神経内科で確定診断します。そのためには、あらゆる検査を受けて頂く必要があります。」


僕「・・・⁈」


K先生「とは言え、入院病棟のベッドがいつ頃空くのか、みえない状況で、暫く、お待ち頂くことになります。ヒョッとすると半年から一年くらいお待ち頂くことになるかもしれません。入院しろ、と言っておいて申し訳ないのですが。」


僕「・・・⁉︎」


K先生「ところで、福島さんは、どのような病気だと、お考えですか?」


僕「僕は、よく分からないのですが、カミさんは、alsのような病気で、なければいいのにね、て言うてました。」


K先生「・・・・・」



この後、血液を採取し、次回以降、入院するまでの間は、経過を診ることも必要とのことで月一回のペースでK先生に診て頂くことに。





この数日後、珍しく徳島県で暮らしている母から、電話があった。

要件は、ココ数年、僕と疎遠になっている妹が、お盆に一週間ほど徳島に滞在しているので、僕にも少しでいいから、顔を出せとのこと。



〝虫の知らせ〟というやつ、か。