リバースフェイクからのフリフリッカー。このトリックプレー、昨日、デトロイト・ライオンズとサンフランシスコ・49ersが同じプレーをコールして、両チームとも見事に一発TDを奪ったわけだが、ボクはこのゲームを録画で観たから物凄く違和感を覚えたというか不思議に思ったんですよ。だって、ただでさえ珍しいトリックプレーを同じ日に別の場所で試合してて重なる確率ってどれくらいなんだろうかと。それは、限りなくゼロに近いはずなんですよ。しかも、フェイクバックの動きからレシーバー陣のパスルートまで見事に同じでしたからね。あえて違いを上げるとするなら、初動のRBへのフェイクが、デトロイト・ライオンズの場合はセットバック体型からトスしたのに対して、サンフランシスコ・49ersはピストル体型からハンドオフしたくらいですからね。この程度の違いであれば、これらを見た際のディフェンスのプレイリードに差異はないでしょうから、まったく同じプレーだと言えます。こんなどうでもええことを、モヤモヤしながら考えてたら、あっ、そういうことか!と気づきましたよ。カイル・シャナハンか、もしくは、49ersのチームスタッフはライオンズのゲームを観ていたんだ!てっきり、同時間帯に行われていると思っていたが、ライオンズのゲームが午前2:00(日本時間)からだったのに対し、49ersのゲームは、その約7時間後の午前9:20(日本時間)キックオフでした。もちろん推測ですが、シーズン当初よりいくつか用意していたトリックプレーのうちの一つが、まったく同じものだと気づいた49ersが、次週以降のゲームでコールしてもその効果が薄れるからとの判断だったんだろうな。だって、あのトリックプレーのハイライト映像は、これから数日間に渡って全米で流れるでしょうから、各チームのディフェンスがアジャストしてくることくらいは容易に想像できるもんね。
ボクは、こんなどうでもええことを、毎週、空想しながらNFLを観戦しています。
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♪ SNAP! - Rhythm Is A Dancer