日本時間、昨日1/17(日)に行われた2試合の戦評とハイライト映像を、、、
1.ロサンゼルス・ラムズ vs グリーンベイ・パッカーズ
先週行われたシーホークス戦の際にみせた、ラムズDefenceフロント4によるプレッシャーのインパクトがあまりにも強烈だったのか、この日のパッカーズOffenceは、立ち上がりからショートパスと展開の速いシンプルなランプレーを多用。
そして、このゲームプランが功を奏したのか、強力ラムズDefenceのフロント4によるプレッシャーを、ほぼ無力化することに成功。
なかでも、第2Q、この日最初のTDを奪ったシリーズ以降、ショットガン体型からのシンプルなクイックドローは、コンスタントに効果的なゲインを奪っていた。
さすがに、ドロープレーであれだけテンポよくゲインを許してしまうと、Defenceラインは思い切ってパスラッシュすることはできませんね。
今シーズン安定して勝ち星を積み上げてきたNFCシード順位1位のパッカーズが、攻守ともに相手を上回る余裕のゲーム展開でした。
2.ボルティモア・レイブンズ vs バッファロー・ビルズ
映像を見ただけでは分かりにくかったが、恐らく現地では、だいぶん風が強かった模様。
第1Q、その強風の影響か、風下からのレイブンズOffenceのオープニングドライブは、徹底したラン攻撃で順調にフィールドゴールレンジまで攻め入るが、ここで百戦錬磨のベテランキッカー、ジャスティン・タッカーが41ydのフィールドゴールをまさかの失敗。
一方、風上から攻めるビルズはパス中心の攻撃を展開。
ところが、豪腕パサーのジョシュ・アレンもロングパスのコントロールがまったく定まっていない様子。
通常、パスを投げる場合、風上からだとそれほど風の影響は受けないはずなんですが、2回とも、あれだけオーバースローしてしまうということは、かなりのフォローの風に乗ってしまったんでしょうね。
結局、前半は、両チームのキッカーが、40yd前後のフィールドゴールを3度も失敗。
こんな調子で両チームともにOffenceが風の影響を受け攻めあぐね、3-3とロースコアなまま後半へ折り返し。
後半に入ると、地の利で勝るビルズが、オフェンスでは両チームを通じて、この日唯一となるTDを奪い、結局、これが決勝点となり試合終了。
それにしても、レイブンズは第3Q終了間際のスナップミスが痛かったですね。
あのプレーで、エースQBの#8ラマー・ジャクソンが負傷退場。
確か、あのCセンター、前半にも同じようなスナップミスをしていました。
残念ながら、勝負どころであんなミスを連発していると、オフシーズンの査定に大きな影響を及ぼすことは避けられないでしょうね。
現在、日本時間1/18(月)AM4:55。
ではでは、間もなく、ディビジョナルラウンドプレイオフ二日目が始まるので、この辺で失礼します。