令和元年9月19日(木)
9:00
介護福祉用具のリースなどでお世話になっている『はんど』さんが、新しい車イスと共に床走行式のリフト、通称『つるべー』のデモ機を持ってきてくれました。
今のところは支えがあれば、まだ何とか自分の脚で立ち上がることができますが、たまに危うい場面もあるので、皆さんの意見を聞き入れて早めに準備しておこうと思いました。重たいボクを車イスなどへ移動させる際に使用することにより、介助者の肉体的な負担を軽減することができます。
早速、デモンストレーションの様子を拝見。
ボクの私生活上で想定される主な用途は、
1. 介護ベットと車イスとのあいだで相互に移乗。
「 介護ベット ⇔ 車イス 」
2. 車イス又は介護ベットとトイレの便座(将来的にはポータブルトイレ?)とのあいだで相互に移乗。
「 介護ベット又は車イス ⇔ トイレの便座 」
3. 転倒した際の床から車イス又は介護ベットへの移乗。
「 床 ⇨ 車イス又は介護ベット 」
とりあえず、現時点で思いつく用途はこんなところかな。
安全快適に使用するにあたってのポイントは、実際につり上げる前段階の準備として、体を包み込むシートを如何にして正しい位置に効率的にセッティングできるかが重要。
シートを体の適切な位置にセッティングさえすれば、リモコン操作は、⇧UPか⇩DOWNしかないので、いたって簡単です。
詳細は割愛させていただきますが、尾骨の位置をしっかりとシートの定められた位置に合わせることや、車イスに腰かけた状態でいかにスムーズにシートを体の下に滑り込ませるかなど、事前の段取りが全てです。
何も考えずにシートをデタラメな位置に敷いてしまうと、つり上げた際に体勢が斜めに歪んでしまい圧力が偏ってかかるため、不快で危険です。
転倒した場合などを想定し、床に仰向けになった状態でのシートの敷き込み方も教えて頂きました。
⇧これは、失敗例。
背骨のラインに対してシートがずれてます。
実際につるされてみると、確かにシートの位置が適切であれば、想像していたよりも不快な圧迫感はありませんでした。
『つるべー』の詳細はこちらから⇩。