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日本ALS協会山口県支部長のブログ。~ als20170208’s diary ~ 近況と日々の記録。

また、二週間持たずに交換した。

 

2021.01.20 水曜日 

今朝方、急遽、また、うちのカミさんがカニューレ交換を行いました。

通常は、二週間に一度のペースで、主治医である西川先生の往診時に交換することになっているのですが、ここ二ヶ月くらいは二週間持たずに閉塞してしまい、その都度、カミさんが交換している感じです。

今朝は、いつものよくあるパターンとは異なり、アモレ側へサイドチューブが分岐するところで痰が詰まってしまったので交換しました。

ボクの場合、気管切開して二週間後くらいからアモレSU1(痰の自動吸引器/トクソー技研株式会社)を使用しているため、それ以来、カニューレは、カフ上部の吸引用と内部の吸引用の吸引ライン(サイドチューブ)が二手に分かれた特殊なもの(コーケンダブルサクションカニューレ)を装着しています。

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このダブルサクションカニューレを使用するようになってから半年以上が経ちましたが、これまでのところ、二週間持たずに臨時で交換が必要になったのは、次の2つのケースです。

1.カニューレの内腔にへばりついた痰が蓄積されて閉塞気味になる。
ほとんどの場合がこのケースで、こうなると呼吸がしづらくなるため、早急にカニューレ自体を新しいものに交換する必要がある。

2.アモレ側に分岐した吸引ライン(サイドチューブ)が閉塞する。
今朝は、このパターン。シリンジで根気よく吸引すれば開通することがほとんどだが、今朝は、詰まった痰が硬かったのか、いくら引いてもビクともしなかったようで、うちのカミさんも出勤前で時間の余裕がなかっため、仕方なくカニューレ自体を交換した。こちらのケースは、痰の吸引が一時的にできなくなるだけで、直ちに呼吸がしづらくなるようなことはないため対応を慌てる必要はない。

まぁ、閉塞すれば、カニューレ自体を交換すればすぐに解決するので、大した話ではないのですがね。

なかには、カニューレの交換を苦痛に感じる患者さんもいらっしゃるそうなので、そういう点で、ボクの場合は痛みや出血を伴うことがこれまでのところ一度もなかったのでラッキーですね。

うちのカミさんも慣れたもんで、5分もかからずに一人で手際よく交換してしまいますからね。

意外にも、器用な一面があり感謝感謝です。